これまでは一般的にサツマイモは収穫後、新鮮なうちに、洗い、尻尾を切り捨て、選別して加工するというのが一般的でした。腐敗などによる「イタミ臭」などのオフフレーバーや雑味になると排除されてきましたが、ここに来て状況が変わり始めました。

これまで芋焼酎の香り成分として「モンテルペンアルコール」の香気作用は知られていましたが、閾値の低いリナロールが関与するマスカット系の香りが主体とされてきました。

しかし、サツマイモを追熟することで、サツマイモの澱粉がショ糖等に変わり、甘味が増すと、これまでオフフレーバーとされてきたシトロネロールに由来する果実のライチ様の香りが主体となる焼酎ができることがわかりました。

�M田酒造では独自の熟成方法で、ライチのような華やかな香りのする芋焼酎を製造することに成功。甘くまろやかな、クセになる新しいタイプの本格芋焼酎「だいやめ」が誕生しました。氷を入れたグラスに「だいやめ」を入れてから炭酸を注いだ「だいやめハイボール」がおすすめの飲み方です。